【LPIC-1】コマンドが覚えられない人【101試験】

コマンドのオプションを暗記するのって大変だよね!?

  • 各コマンドの主なオプションを暗記するために暗記ノートを作成したよ!
  • オプションは白地で記載しているので、表をドラッグすると答えが表示されるよ!

lsコマンド

  • 引数にディレクトリを指定した場合、ディレクトリ内のファイルを表示する
  • 引数にファイルを指定した場合、そのファイルの属性を表示する
  • 引数に何も指定しなかった場合、カレントディレクトリ内のファイルとサブディレクトリを表示する
  • 書式:ls [オプション] [ファイル名orディレクトリ名]
オプション 語源(推定含む) 説明
-a all 「.」から始まるファイルも表示する
-A almost-all 「.」から始まるファイルも表示するが、「.(カレントディレクトリ)」と「..(親ディレクトリ)」は表示しない
-d directory ディレクトリ自身の情報を表示する
-F classify ファイルの種類も表示する
-i inode iノード番号も表示する
-l long listing format ファイルの詳細な情報も表示する
-t sort by modification time 日付順に表示する
-h human-readable 人が見やすい形(単位付き)で表示する
-r reverse 通常の反対の順に表示する
-R recursive サブディレクトリ内の内容も再帰的に表示する

cpコマンド

オプション 語源(推定含む) 説明
-f force コピー先の同名ファイルを上書きする
-i interactive コピー先の同名ファイルを上書きするか警告する
-p preserve コピー元ファイルの属性(所有者、所有グループ、アクセス権、タイムスタンプ)を「保持」したままコピーする
-r | -R recursive ディレクトリ内を再帰的にコピーする(ディレクトリごとコピーする)
-d no-dereference シンボリックリンクシンボリックリンクとしてコピーする
-a archive できる限り元ファイルの構成と属性をコピー先でも保持する

mvコマンド

オプション 語源(推定含む) 説明
-f force 移動先の同名ファイルを上書きする
-i interactive 移動先の同名ファイルを上書きするか警告する

mkdirコマンド

オプション 語源(推定含む) 説明
-m mode 指定したアクセス権(755等)でディレクトリを作成する
-p parents ディレクトリも同時に作成する

rmコマンド

  • ファイルやディレクトリを削除する
  • 書式:rm [オプション] ファイル名
オプション 語源(推定含む) 説明
-f force 確認なしで削除する
-i interactive 削除するか警告する
-r | -R recursive サブディレクトリも含め、再帰的にディレクトリ全体を削除する

rmdirコマンド

オプション 語源(推定含む) 説明
-p parents 複数階層の空ディレクトリを削除する

gzipコマンド

  • gzip形式で圧縮する
  • 圧縮後の拡張子は.gz
  • 書式:gzip [オプション] [ファイル名]
オプション 語源(推定含む) 説明
-d decompress 圧縮ファイルを展開する(=gunzip [ファイル名])
-c stdout 元ファイルを残して標準出力へ出力する
-r recursive ディレクトリ内のファイルを全て圧縮する

bzip2コマンド

  • bzip2形式で圧縮する
  • 圧縮後の拡張子は.bz2
  • 書式:bzip2 [オプション] [ファイル名]
オプション 語源(推定含む) 説明
-d decompress 圧縮ファイルを展開する(=bunzip2 [ファイル名])
-c stdout 元ファイルを残して標準出力へ出力する

xzコマンド

  • xz形式で圧縮する
  • 圧縮後の拡張子は.xz
  • 書式:xz [オプション] [ファイル名]
オプション 語源(推定含む) 説明
-d decompress 圧縮ファイルを展開する(=unxz [ファイル名])
-k keep 圧縮・解凍後に元ファイルを削除しない
-l list 圧縮ファイル内のファイルを一覧表示する

tarコマンド

オプション 語源(推定含む) 説明
-c create アーカイブを作成する
-x extract アーカイブを展開する
-t lis「t」 アーカイブ内のファイルを一覧表示する
-f ファイル名 file アーカイブファイル名を指定する
-z gzip gzipによる圧縮/展開を行う
-j bzip2 bzip2による圧縮/展開を行う
-J xz xzによる圧縮/展開を行う
-v verbase 詳細な情報を表示する

dd

  • 入力側に指定したファイルからの入力を、ファイルもしくは標準出力に送る
  • 書式:dd [オプション]
オプション 語源(推定含む) 説明
if=入力ファイル input-file 入力側ファイルを指定する
of=出力ファイル output-file 出力側ファイルを指定する
bs=バイト数 block-size 入出力のブロックサイズを指定する
count=回数 count 回数分の入力ブロックをコピーする

stat

  • ファイルのinode番号やタイムスタンプなど詳細情報を表示する
  • 書式:stat ファイル名

ps

  • 現在実行中のプロセスを表示する
  • 書式:ps [オプション]
オプション 語源(推定含む) 説明
a all ほかのユーザのプロセスも表示する
f forest 親子関係をツリー上で表示する
u user ユーザ名も表示する
x ? 制御端末のないデーモンなどのプロセスも表示する
-e every 全てのプロセスを表示する※1
-l | l list 詳細な情報(親プロセスのPIDやNICE値等)を表示する
-p PID| p PID pid 特定のPIDのプロセス情報のみ表示する
-f format 完全なフォーマットでプロセスを表示する

※1...-eはaxに相当する


テンプレートコマンド

  •  
  • 書式:
オプション 語源(推定含む) 説明
-option 語源 説明